「あの人は羨ましい…」
「自分には何もない…」
年齢を重ねるにつれて、こういった不満は大きくなっていきます。

Hi しゃーろです。
自分の夢は叶わない。
あの人は成功しているけど、自分は何をやってもダメだ。
そもそも何もしていないし、できる気がしない。
人間関係にも満足できない。
こういった不満は、誰にでもありますよね。
現代はSNSが普及し、他人の人生のハイライトを簡単に覗けるようになりました。
それらがさらに拍車をかけ、ますます自分を暗い落とし穴に陥れていきます。
あなたはこう思うでしょう。
「いつでも刺激的な冒険をすべきだ」
「理想の仕事以外を手に持つことは失敗だ」
「最高のパートナーを見つけ、多くの友達を持つべきだ」
「自分以外の他の人間はこれらを持っていて、幸せのど真ん中にいる」
今回は「カラカラに乾いた心への水のあげ方」というテーマで話していきます。
先ほどの不満を「カラカラの心」とした時、その乾いた心に水を与える方法があれば知りたいと思うでしょうか。
はい、教えましょう。
それは
「感謝をすること」
です。
宗教っぽく感じる方もいるかもしれません。
ですが、「もう人生どうなってもいいや」と思っている方は、少しだけこの記事に時間を使ってみてください。
今回は、水のあげ方を2つ紹介します。
この記事を読み終わったら、あなたが持っている大切な花に水を与えることができるでしょう。
目かっぴらいて、よく読んでください。
では、始めましょう。
カラカラに乾いた心への水のあげ方
今回紹介する「カラカラに乾いた心への水のあげ方」は以下の2つです。
- あるものに気づく
- 感謝日記をつける
1つずつ見ていきましょう。
①あるものに気づく


1つ目の水のあげ方は「あるものに気づく」です。
私たちは日々「ありがとう」と言いますよね。
ただの口癖になっているかもしれません。
そもそも、言わない人もいるかもしれませんね。
あなたは「ありがとう」の語源を知っていますか?
漢字で書くと「有る」と「難しい」が組み合わさって「有難う」となります。
「有ることが難しい」
つまり、本来は「滅多に起こらないこと」、「貴重なこと」に対して使う言葉なんです。
あなたは日々、何に感謝していますか?
関わる人たち、食材、水、もしくは天気など。
色々なものがありますよね。
だが、最も有難いものは何か知っているでしょうか?
それは「あなたの命」です。
もし先祖がたった1人でも違っていたら、あなたは存在しません。
自分という存在は奇跡なんです。
何かに飢えている人は、求めるものを手に入れても次の何かに飢え始めます。
そうやって、ずっと満たされることはありません。
感謝をして、今あるものを見つめ直せる人は、感謝の対象によらず、幸せで満足度が高くなる傾向にあります。
今この記事を読めていることは、当たり前ではありませんよね。
普段は当たり前にしている生活。
急にそれらを奪われたらどうでしょうか?
入院などをして当たり前だったものが、当たり前ではなくなったとしましょう。
その期間を過ぎて退院した後は「自分が元々持っていたもの」に気づきやすくなります。
そうすると食べられること、歩けること。
こういったことにも感謝して、満足できるようになるんです。
あなたが今持っている「当たり前だと思っているもの」を見つめ直してみましょう。
「あるものに気づく」
これが1つ目の水のあげ方です。
私は断食をしてみたことがあるのですが、飢餓状態を体験したことで、食べ物により一層感謝できるようになりました。
ただ、危険なことなので「やってみたい」という方は、しっかり調べてからにしてくださいね。
②感謝日記をつける


2つ目の水のあげ方は「感謝日記をつける」です。
感謝を感じる能力というのは、人それぞれ異なります。
全ての人が同じ分だけ持っているわけではありません。
また、自分自身の中でも日によって変わってくるんです。
ある日は高揚な気分で1日を終えたり、ある日は悲劇の主人公のように1日を終えたり。
幸福になろうとすればするほど、不幸になることもありますよね。
自分にプレッシャーをかけ、今あるものを見失うことが多いですから。
では、何か良い方法はないのでしょうか?
そこで効果的なのが「感謝日記をつける」ことです。
1日の終わり、寝る前に数分だけ椅子に座ります。
そして、その日の感謝できることを3つ書き出してみましょう。
身の回りにあること、ふと気がついたこと、目にとまったこと。
何でもいいです。
「朝のコーヒーが美味しかった」
「いつもより笑顔で挨拶できた」
など。
些細なことを3つ書き出してみましょう。
あなたが失いたくないもの、それがいま存在しているだけで感謝ができるはずです。
あなたにとって何が大事か、何に感謝できるかは、あなたが一番よく知っています。
フランスの劇作家や小説家として知られるジュール・ルナールの名言にこんなものがあります。
毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう言ってもいいだろう──
目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。
有難い!人生は美しい!
by ジュール・ルナール
あなたのお気に入りのメモ帳を買いに行きましょう。
まとめ
今回の内容をまとめます。
私たちの多くは、大きな不満を心に抱えています。
それらは自分を不幸のど真ん中にいると思わせ、価値がない人間かのように錯覚させてしまうんです。
そのカラカラに乾いた心に水を与える方法はないのでしょうか?
今回は2つの方法を紹介しました。
- あるものに気づく
- 感謝日記をつける
今はオーバードーズ(薬の過剰摂取)というものも社会問題となっていますよね。
一概には言えませんが、快感を得るためではなく、今の辛い状況から一時的に逃れるために薬を使うことも多いんです。
環境の問題や他人との比較が原因となっているのかもしれません。
私はうつ病などの専門家ではありませんし、悩みが全て同じ人間はいませんので、このブログを通して



あなたはこれをするべきだ
と言うことはできません。
ですが、もし今他にやることが見当たらないのなら、今自分が持っているもの、些細な感謝できることを1つだけ書き落としてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事が少しでも役に立ったら、あなたの大切な方にもシェアしてみてください。








