朝目覚めた時、「これをやらなきゃいけない」と思う。
ですが、ズルズルと引きずって気づいたら辺りが暗くなっている。
毎回毎回これです。

Hi しゃーろです。
あなたは、夏休みの宿題を休みが始まった最初の3日間で終わらせるタイプだったでしょうか。
私は真逆でした。
ほとんどの人は、特別な理由がない限り、物事を先延ばしにする癖がありますよね。
もしあなたも夏休みの宿題を最後の1日に詰め込むような習性を持つ仲間なら、この記事を読むことをおすすめします。
今回は「先延ばし癖を治す7つの方法」というテーマで話していきます。
この記事を読み終わる頃には、先延ばし癖を改善する良いヒントが得られるでしょう。
目かっぴらいて、よく読んでください。
では、始めましょう。
先延ばし癖を治す7つの方法
さっそく「先延ばし癖を治す7つの方法」を見ていきます。
- カタツムリを食べる
- 3秒ルール
- 何かをする
- 環境を整える
- デジタル環境を整える
- タスクを細かく分解する
- 意図的に楽しみを先取りする
1つずつ解説します。
①カタツムリを食べる


1つ目は「カタツムリを食べる」です。
「うぇっ!」と思ったかもしれませんが、私はあなたがカタツムリが嫌いという前提で話しています。
もし、カタツムリを食べることがあなたの仕事なら、朝一に食べるのが最も良いでしょう。
カタツムリを2匹食べることが仕事なら、大きい方を先に食べるのがいいでしょう。
カタツムリを食べるなんてことは考えるだけでも嫌ですが、毎日やらなければならないとしたらどうしますか?
もし先延ばしにしたら、1日中嫌いなカタツムリのことを考えながら、震えて過ごすことになりますよね。
友達と会話をしたりリラックスしたりできるはずの時間でも、頭の隅にはヌメヌメしたカタツムリを喉に押し込まなければならないということばかり。
もし、1日の終わりに残していたカタツムリから目を逸らして明日に先延ばしにすると、起きた時には2匹仲良く並んでいることでしょう。
このパターンを毎日毎日続けていくと、月末には30匹のカタツムリがあなたのベッドの前に並んでいます。
このブログを書いているだけでゾッとしますね笑
やりたくないけど避けられないこと。
もしそれが目の前にあるなら、自分のために朝一番に片をつけましょう。
そうすれば残りの1日を平和に過ごせるのですから。
②3秒ルール


2つ目は「3秒ルール」です。
3秒ルールというのは、「3秒カウントダウン」するというシンプルな方法になります。
馬鹿馬鹿しいと思ったかもしれませんが、簡単に心理的な勢いを利用することができるんです。
もしプレゼンの資料を作らなければいけないのなら、3秒数えます。



「プレゼン資料を作らなきゃ。3, 2, 1」
こうやって口に出すだけです。
プレゼンの資料を作ることは恐ろしいことに感じます。
ですが、3秒数えることは誰でもできますよね。
ということは、3秒数えることを先延ばしにする可能性は、プレゼンの資料作成を先延ばしにする可能性よりもずっと低いわけです。
ただ、数え始める。
単純ですが、数え始めるだけで、避けていたことを実行するための勢いを得ることができるんです。
もし、飛び込んで始めるのが難しい時は、この3秒ルールを試してみてください。
③何かをする


3つ目は「何かをする」です。
あなたはやる気があるから行動できると思いますか?
それとも、行動するからやる気が生まれると思いますか?
モチベーションが上がる動画を見て、筋トレをし始めた。
30秒だけ宿題をしようと決めたら、30分続いた。
これは、どちらかが不正解ということはありません。
やる気と行動は直線的に並んでいるのではなく、ループしているんです。
ですが、人は毎回毎回、やる気から行動に繋げることは難しいですよね。
私たちは機械ではないので、ずっとやる気を保ち続けることはできません。
それなら「まず行動をして、その行動がやる気を生み、さらなる行動の原動力となる」。
その方がずっと効率的だと思うでしょう。
ですが、



「そもそも、その行動を起こすことができない」
と嘆く人もいるかもしれません。
ここで役に立つのが「何かをする」です。
私たちは、やる気がなくても行動を起こしています。
例えば、朝起きて歯を磨いたり服を着替えたり。
1つの行動が他の行動を起こす原動力になる可能性が高いんです。
退屈でやりたくないことがある時、「とにかく何か、何でもいいから」と自分に言い聞かせ、簡単な1つのことに手をつけてみましょう。
その行動を利用して、さらなる行動をおこすための原動力を生み出すんです。
④環境を整える


4つ目は「環境を整える」です。
環境は私たちにとんでもなく大きな影響を与えます。
もし私たちがゴチャゴチャした悲惨な環境に存在していたら、私たちの脳もゴチャゴチャし始めます。
ゴチャゴチャした空間は、注意散漫な精神状態を作り上げるんです。
今にも噴火しそうな火山の前で、お昼寝ができるでしょうか?
もし頭の中で集中しようと思っていても、環境が整っていなければ全くうまくいきません。
今まで以上に注意散漫で集中できない状態が続いていると感じるなら、まずは環境を整えることを優先してみてください。
集中したり気分を無理やりあげることよりも、環境を整えることのほうがずっと簡単なんです。
生産性の上がる環境を自分の手で作り上げましょう。
⑤デジタル環境を整える


5つ目は「デジタル環境を整える」です。
先程は、物理的な環境を整える重要性について話しましたが、次はデジタル環境についてです。
あなたの周りにあるデジタル環境が、5秒おきに先延ばしにしようと誘ってきます。
Xで誰かが自分の好きな分野について投稿したとしましょう。
ついつい気になってしまいませんか?
それを1秒だけ確認して仕事に戻ることもできますが、重要な仕事というものは、数時間深く集中する必要がある場合がほとんどです。
その1秒のチェックを繰り返して、常に集中から引き離されている状況では、良いパフォーマンスを発揮することはできません。
私たちの集中力は、LINEや投稿の通知などによって常に奪われています。
人によっては1秒では終わらずに10秒以上夢中になってしまうかもしれませんね。
そんなことをするつもりはなくても、30分以上手をつけてしまうかもしれません。
先延ばし癖を治すために重要なことは、そもそも先延ばしの入口を作らないことです。
デジタル環境を整えて、1つのことに集中できる環境を作りましょう。
⑥タスクを細かく分解する


6つ目は「タスクを細かく分解する」です。
資料作成という大きなタスクがあった時、もう聞いただけで「めんどくさい」と思ってしまいますよね。
ですが、「情報収集をする」「構成を考える」「タイトルや見出しを決める」などに分解してみるとどうでしょうか?
取り掛かるハードルが一段と下がるはずです。
タスクが大きすぎると、何から始めていいかが分からず先延ばしにしてしまいます。
1つの仕事を「複数の明確なタスク」に分解することで、やるべきことも明確になるんです。
また、分解することで達成率も分かりやすくなるので、ぜひ試してみてください。
⑦意図的に楽しみを先取りする


7つ目は「意図的に楽しみを先取りする」です。
この方法は1つ目の方法と真反対なので、最後に持ってきました。
最終手段として覚えておきたいですが、割と効果的な方もいるかもしれません。
特に、すでに朝カタツムリを食べたのに山積みのタスクによって、さらにカタツムリを食べなければいけなくなった時。
15分程、必要な時間をタイマーにセットして、好きなことに取り組んでみましょう。
多くの場合、やらなければいけないけど、難しすぎてやりたくないことがある時に衝動的に現実逃避してしまいます。
WordやPowerPointをクリックしては、InstagramやTikTokを確認する。
両方を行ったり来たりしてしまいますよね。
このような状態では、仕事にも休憩にも集中できません。
そこで、15分程度タイマーをセットして、自分のやりたいことに意図的に取り組みます。
通知やメッセージはきていないか。
誰がどんなストーリーを投稿したのか。
こうやって意図的に取り組むことで、ただただ気晴らしにSNSを確認したりするときよりも、チェックする理由が明確になります。
そうすれば、「チェックすべきことは全てチェックした」と頭で理解できるので、もうそれらを数分おきにチェックする必要はなくなりますよね。
タイマーのセットだけは忘れず、最終手段として使ってみてください。
まとめ
今回の内容をまとめます。
私たちは、目の前の難しいことに進んで取り組むことは難しいです。
結局ズルズルと先延ばしにしてしまいます。
それが「結局はやらなければいけないこと」であったとしても。
そこで、今回は「先延ばし癖を治す7つの方法」を紹介しました。
- カタツムリを食べる
- 3秒ルール
- 何かをする
- 環境を整える
- デジタル環境を整える
- タスクを細かく分解する
- 意図的に楽しみを先取りする
これらの中に、あなたに効果的なものが1つはあるはずです。
先延ばし癖に飽き飽きしている方は、ぜひ試してみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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