人生を美味にする5つのスパイス

「忙しい、忙しい…」

あなたは本当に忙しいですか？

忙しいからといって、時間を有効に使えているわけではありません。

「忙しい」が口癖となってしまい、時間を無駄にしてしまっている人も多いでしょう。

この世で最も貴重な資源の1つは「時間」ですよね。

「貴重な資源なので、あなたには特別に1日25時間あげます」

そんなことは誰1人としてありません。

生まれた環境は違えど、どんなに成功している人だって時間だけは皆平等です。

あなたは隙間時間に何をしていますか？

指が擦り切れるくらいスマホをスクローリング

目が5mm前に飛び出るくらいテレビを見る

椅子と合体して一歩も動かずゲーム

夢中になっている瞬間は、時間を無駄にしているという感覚に陥らないかもしれません。

ですが、「もっと価値のあることに使えたかも」と後々ため息をつくことも多いです。

私も何度も経験しています。

もしあなたもそんな経験にうんざりしているなら、今日から将来の自分のために、生産性のある時間の使い方をしませんか？

今回は「人生を美味にする5つのスパイス」というテーマで話していきます。

スパイスというのは、もちろん比喩表現です。

お腹が空いているだけの人は、ブラウザバックしてください。

この記事を読めば、明日からは暗い顔ではなく、笑顔で「忙しい」と言えるようになるはずです。

目かっぴらいて、よく読んでください。

では、始めましょう。

人生を美味にする5つのスパイス

人生を美味にするスパイスは、以下の5つです。

1つずつ見ていきましょう。

①読書

1つ目のスパイスは「読書」です。

私は今、あなたが「あぁ…」って言ったのが聞こえました。

退屈に感じますよね。

私は学校の「朝の読書タイム」というものが大嫌いでした。

読書が嫌いと思っている方は、大体が退屈な経験をしているからです。

私も最近までは、全く本を読もうと思いませんでした。

ですが、今は自分が好きな分野を自分で選ぶことができますよね。

好きなものなら時間を忘れるくらい熱中できます。

自分が働いている分野についての本を読めば、新しく取り組めることが見つかるかもしれません。

これは仕事が好きであることが前提ですが、もしその仕事が好きでないなら変える準備が必要です。

と思うかもしれませんが、その知識を本から得るんです。

ですが、ほとんどの人はやりません。

だから、もしあなたが1日1分だけでも本を読んで知識を得れば、大きなアドバンテージになるんです。

自分の本心と向き合える時間をつくると、自分が好きなもの、得たいと思っている知識が何かを探すことができます。

ここで、私の大好きな本を紹介したいと思います。

水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』
（シリーズ1~4, 0）

ひすいこたろうさんの『あした死ぬかもよ？』

読みやすくて面白くて本当におすすめなので、興味がある人は以下のリンクからぜひチェックしてみてください。
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②明日の準備

2つ目のスパイスは「明日の準備」です。

小学生の時の気分に戻りそうですが、侮ってはいけません。

時間を無駄に過ごしてしまうのは、やることが明確になっていないからです。

私たちは、やることが決まっているとちゃんとやります。

どんなに眠くても、スケジュール通り仕事や学校に行きますよね。

ですが、細かく予定を設定していない人がほとんどです。

自分が明日どんなことに時間を使うか明確になっていますか？

明日は仕事、明日は学校、明日は友達と映画。

これだけでは不十分です。

明日の準備をするためには、まずはTo doリストを作る必要があります。

「明日しなければならないこと」はもちろん、1つ目に紹介した読書など、「するべきこと」も書き出しましょう。

次に書き出したタスクの優先順位をつけて、予定を埋めていきます。

まだ隙間時間が残っているなら、そこも埋めるようにしましょう。

タスクは主に4つに分けられることを知っていますか？

「緊急度と重要度のマトリクス」とも呼ばれていますが、

A: 緊急で重要

B: 緊急ではないが、重要

C: 緊急でも重要でもない

D: 緊急だが、重要ではない

この4つの領域に分けられます。

AとCは説明するまでもないですね。

Bは「緊急性は低いが、重要度が高い」。

ここには、将来の価値を生み出すタスクが分類されます。

例えば、読書や運動、勉強などです。

Dは「緊急性が高いが、重要ではない」。

例えば、仕事で例えると「納期は近いが、とくに利益に繋がらないもの」や「毎日のどうでもいい作業報告」などが当てはまります。

私たちは、このDの領域を重要だと勘違いして、多くの時間を割いてしまいます。

本来時間を費やすべきなのは、間違いなくBの領域ですよね。

書き出したタスクをもう一度確認して、効率化を測れないか考えてみましょう。

③目標設定と計画化

3つ目のスパイスは「目標設定と計画化」です。

私たちはしばしば、そもそもなぜ何かを追い求めるのかを忘れてしまいます。

方向性が定まらなければ動くことができなくなり、それは私たちに「退屈」をもたらします。

もしONE PIECEのルフィに「海賊王になる」という方向性がなくて、一生海の上で彷徨っていたら退屈ですよね。

ゴールが分からないマラソン大会は、誰も走りたいとは思いません。

ゴールがあるからワクワクするんです。

まずは目標設定をする。

これが大切です。

しかし、目標を立てるだけでは意味がありません。

それを実行に移すために計画化しなければ、それはマラソンのゴールが雲の上にあるようなものです。

その目標を達成するために、今日できることが必ず1つはあります。

もし「継続することが難しい」という方がいたら、ぜひ試して欲しいことがあります。

まずは、百円ショップに行って、小さなホワイトボードを買ってきてください。

そして、それに目標を書いて、必ず目に入るところに置くんです。

たったそれだけですが、それを見るたびに脳が目標を再認識できるようになります。

④掃除

4つ目のスパイスは「掃除」です。

あなたの部屋の中を見渡してみてください。

どうでしょうか？綺麗ですか？

もしかしたら、綺麗とは程遠い空間かもしれません。

家がゴミ屋敷で、成功している人はいるでしょうか。

目の前の現実は、あなたを映し出しています。

と言われても億劫になりますよね。

別に大掃除をする必要はありません。

1スペースだけ、たった1マスだけ綺麗にすればいいんです。

今ベッドに寝転がって動く気がしないのなら、せめてスマホの中身を綺麗にしましょう。

写真フォルダから必要のないメモリーを削除する。

使っていないアプリを削除する。

何ヶ月も開いていないアプリは、もう使うことはないでしょう。

「念の為」と思って入れているのなら、消したほうが良いです。

もし必要になったら、またインストールすればいいだけなのですから。

⑤学習によるスキルアップ

5つ目のスパイスは「学習によるスキルアップ」です。

日本は「勉強する社会人」が圧倒的に少ないことで有名ですよね。

学習は、学校を卒業したら終わりではありません。

むしろ、その後が重要です。

成功している人達は、学ぶことをやめませんよね。

彼らは常に新しい知識を身につけ、スキルアップに繋げています。

やりたくない勉強はやらなくていいんです。

数学が嫌いなのに数学の研究をする人はいませんよね。

今、新しい知識を得てワクワクしそうなことはありますか？

絵の書き方について

宇宙のことについて

海外について

あなたがワクワクするような学びは、あなたの人生を充実させます。

一見関係のないことでも、他の分野で役立つ可能性があるんです。

Appleの創業者として知られるスティーブ・ジョブズのスピーチの中に、こんな話があります。

僕は退学を決めて、必須の授業を受ける必要がなくなった。

だから「カリグラフィー」の講義を受けることにしたんだ。

当時は何の役に立つのか考えもしなかった。

だが10年後、この知識のおかげで、美しいフォントを持つコンピューターが誕生した。

by スティーブ・ジョブズ

あなたがワクワクすることを取り入れれば、それは何らかの形となって返ってきます。

自分の本心に従うことが重要なんです。

僕が最初に紹介した本にも色々なヒントが書いてあるので、ぜひ読んでみてください。

まとめ

今回の内容をまとめます。

私たちは「忙しい」からといって、時間を有効に使えているわけではありません。

この世で最も貴重な資源の1つは「時間」です。

その時間を生産性のあるものにするために、今回は5つの方法を紹介しました。

SNSで動物の癒し動画を見るのではなく、将来の自分のために行動を起こしましょう。

笑顔で「忙しい」と言えるようになりましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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