仕事がだるい。
自主的に取り組むなんて、億劫で仕方がない。
なんであの人はあんなに生産的なんだろう。

Hi しゃーろです。
あなたは、日々のタスクに進んで取り組むことができていますか?
ボタンを押したら想像以上にスイスイと進んでいくのに、そのボタンを押すまでが辛い。
「一旦、やり始めさえすれば…」と思っている人は、5千万人くらいいますよね。
今回は「生産性が跳ね上がる、最強のルーティン構築法」というテーマで話していきます。
この記事を読めば、より生産的な自分を作り上げる準備ができるでしょう。
目かっぴらいて、よく読んでください。
では、始めましょう。
人のルーティンは真似できない


あなたはインターネットなどで、有名人のルーティンを目にしたことがあるかもしれません。
成功している人は自分自身のルーティンを作り上げ、生産的な毎日を送っていることが多いですよね。



「真似してみよう」
と思って、実際にやってみたことがある方もいるでしょう。
ただ、それらを完全に真似することは簡単ではありません。
なぜなら、私たち1人1人は目標が違い、仕事も異なり、関わる人間やストレス対処法も異なるからです。
何が言いたいかというと、最強のルーティンというものは真似できるものではなく、自分で作り上げるものだということです。
今回の記事では、「やる気が起きない」という人が、自分のためにより生産的になるためのルーティン構築方法を見ていきます。
最強のルーティン構築法


この世の誰もが、生産マシーンになりたいわけではありませんよね。
できれば、労力をかけずに、時間を最大限活用するためのルーティンを構築したいと思っているでしょう。
必ずしも、多くの時間を仕事に費やすことが生産的であるとは限りません。
より効率的に、より速く、もちろん楽しんで仕事をするために、適切な精神状態でいることが大切なんです。
ですが、そのためにはまず、とりあえず仕事を始めなければいけません。
冒頭でも触れましたが、「やり始めるまでが難しい」という人が大半でしょう。



「何をすればいいのか、どうすればいいのか」は分かっているのに、それ以上は決して前に進みたくない
といった感覚です。
これは、克服しなければならない最大の障壁ですよね。
ですが、やり始めさえすれば、続けることは案外簡単なことに気づきます。
気がついたら30分、1時間と時計の針が進んでいるという経験は、誰もがしたことがありますよね。
①日課に儀式を取り入れる


始めるのは難しく、続けることは簡単。
誰もが感じる、この「始めるまでの抵抗感」を克服する方法があります。
それは、
日課に儀式を取り入れること
です。
儀式と言っても、たいそうなものではありません。
「パブロフの条件付け」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ロシアの生理学者イワン・パブロフによる、古典的な行動学の実験のことです。
有名な研究は犬を使ったもので、彼は様々な刺激がどのように反応を起こすのかを研究しました。
犬に食べ物を与えると、普段よりも唾液が多く出ることに気づいたんです。
そして彼は、食べ物を与える前に「毎回鈴を鳴らす」という新しい刺激を加えることにしました。
これを何度も繰り返すと、犬は鈴の音がなっただけで唾液を出すようになりました。
鈴の音が、食べ物をもらえる合図だと学習したからです。
そして、鈴の音が鳴るたびに、食べ物がなくても無意識のうちに唾液を出すようになりました。
そうやって条件付けられたからです。
パブロフが鈴の音で犬に条件付けしたように、あなたも仕事をし始めるために自分自身を条件付けすることができます。
私たちは犬ではないので、鈴の音がなったからと言って無意識に仕事をし始めるわけではありませんが、様々な刺激と結びつけることで、仕事を始めやすくできるんです。
では、どうすればそれを実現できるのでしょうか?
具体的な例をあげましょう。
これは、私が動画の台本を作成する時に行っている儀式で、より簡単に取り組むために役立っています。
それだけです。
これが私が行っている儀式で、何も複雑なことはありません。
ですが、その状況になると毎回パソコンを開いて、何も考えずにとりあえず台本を書き始めます。
そうすると、ミスを見つけたり、勝手にアイディアが浮かんだりするんです。
これを何度も繰り返していると、時間の経過とともに関連性が強くなります。
パブロフの犬のように、特定の刺激によって、特定の反応をするように条件付けられたんです。
自分で鈴の音を作ったということになります。
あなたもぜひ、同じような儀式を行ってみてください。
最初にも言いましたが、人によって仕事も目標も様々ですよね。
内容は何でもいいんです。
重要なのは、刺激とその後の行動とを関連づけることになります。
ここで2つ注意しておくべきことは、
・その刺激が難しいものでないこと
・自分が望むものだけと結びついていること
を確認することです。
この儀式は「やり始めることが億劫な行動をより簡単にする方法」として役に立たなければならず、刺激自体が難しければ意味がありません。
また、コーヒーを飲んで仕事をする仕組みを作ろうとしたのに、同じようにコーヒーを飲んだ後にゲームをする習慣を取り入れていては、脳はより楽な方を選択してしまいます。
②1日のピークを特定する


ここまで、日課に儀式を取り入れるということを説明してきました。
さらに効率的に効果を得たいのであれば、
自分が最高のパフォーマンスを発揮できる時間を特定
する必要があります。
これには、ちょっとした実験と自己認識が必要です。
1日の中で、単純に生産性が高くなる時間帯があるかもしれません。
そのような時間帯には、より多くの仕事をこなすことができ、仕事の質も向上し、実際に素晴らしい気分で仕事ができます。
そのような1日のピークがどこなのか、見極める必要があるんです。
これは仕事の種類によっても異なるでしょう。
例えば、頭を使ったクリエイティブな仕事をする時は、朝がいいかもしれません。
事務的な作業をする時は、夕方が最適かもしれません。
あるいは、その逆もあり得ますよね。
自分の中で、1日のピークがどこなのかを見つけるには、一連の実験をすることをおすすめします。
1週間、最も重要で最も難しい仕事を午前中にだけ取り入れ、やってみる。
そして、次の1週間は午後に切り替える。
午後の中でも、1週間ごとに昼過ぎや夕方に分けてみる。
どれくらいの時間仕事をするかはあなた次第ですが、重要なのは、最もゾーンにいると感じる時間を特定できるように、いくつかのデータを得ることです。
その前に、自分自身に問いかけて、記録しておくいい質問があります。
その逆の質問もあります。
日記をつけたり、日々のスケジュールを見直してみたりして、浮かび上がるパターンを探してみましょう。
そして、自分にとって最適な時間を特定したら、それをなんとしてでも守りたい。
これから先、その時間帯は1日の中で最も価値のある時間になるはずなので、くだらないものに邪魔をされたくはないですよね。
残念なことに、仕事が楽だと感じる時間帯は、即席の満足感をより得やすい時間帯でもあるんです。
だからこそ、他の誘惑に陥りやすいその時間帯を死守しましょう。
あなたの生活環境が変われば日課も変わり、柔軟に適応させていく必要があることも頭に入れておいてください。
最高の仕事ができる時間帯に合わせて、スケジュールを組み立てましょう。
まとめ
今回の内容をまとめます。
労力を使わずに時間を最大限活用して、生産性の高い仕事をこなすためには、ルーティンを作る必要があります。
このルーティンは、他の人のものを真似するものではなく、自分自身で確立するものなんです。
なぜなら、個人によって目標や仕事、人間関係やストレス対処法が異なるから。
では、自分自身の最強のルーティンを構築するためには、どうすれば良いのでしょうか?
今回は2つのアイディアを紹介しました。
- 日課に儀式を取り入れる
- 1日のピークを特定する
これができれば、生産性が跳ね上がること間違いありません。
より少ない時間、より少ない労力で、より多くのことを成し遂げることができます。
最強のルーティンを構築させることは、終わりのないプロセスであり、常に新しい要素が追加されます。
実際に私も現在進行形で模索中です。
今回紹介したことは複雑でしょうか?
いえ、全くそうではないはずです。
私は、毎回この台本を作成することを目的にするのではなく、まずは儀式を行って鈴を鳴らすことを目的としています。
鈴を鳴らすことは簡単ですからね。
最終的な結果に目を向けるのではなく、目の前のことに集中しましょう。
階段を1つ登る。
これを繰り返していたら、目指していた最高到達点にまで駆け上がれる。
そう信じればいいんです。
そうやって習慣化させ、より良い方向に歩いていきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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