「よし、今日も頑張った!明日もやるぞ!」
あなたはとんでもなく生産的でした。
ジムに通い、新しく学習を始め、仕事にも意欲的に取り組んでいた。
ですが、その後、何かが起こってしまいました。

Hi しゃーろです。
このブログを見てくれている方は、少しずつ良い人生に近づいていると信じていますが、今もなお生産的でしょうか?
ものすごく生産的に活動していたのに、電池が切れたロボットのようにある日を境に動かなくなってしまう。
何をするにしてもほんの少し難しく感じ、体に何かが乗っかっているかのように重たい。
そもそもなぜ生産的だったのかも思い出せない。
そして、そのやる気のなさは自分の人生に連鎖的に影響していきます。
ジムに行こうとしたのに面倒くさくてサボる。
次の日もサボり、気づいたら1週間サボっている。
それだけでは終わらず、ジャンクフードを食べながらゲームをし始める。
このような、成功に続く自己破壊活動はあるあるですよね。
今回は「電池切れの自分から”秒”で抜け出す3つの戦略」というテーマで話していきます。
ちょっとインパクトのあるタイトルをつけてしまい申し訳ないですが、電池切れの状態からは一瞬どころか一晩で抜け出すのは難しいです。
しかし、この記事を読めば、あなたは再び生産的になる準備ができるでしょう。
目かっぴらいて、よく読んでください。
では、始めましょう。
電池切れの自分から”秒”で抜け出す3つの戦略
話を進める前に、この記事は全ての人に当てはまるわけではないということを頭に入れておいてください。
私は、医者や心理学の専門家ではありません。
もし鬱のような症状が出ていると感じるなら、病院でしっかり診てもらうことをおすすめします。
では、さっそく「電池切れの自分から抜け出す3つの戦略」を紹介していきます。
- もしも戦略
- ミニご褒美戦略
- レベルアップ戦略
1つずつ見ていきましょう。
①もしも戦略


1つ目は「もしも戦略」です。
「モチベーション」という言葉はよく聞きますよね。
「何か行動を起こすにはモチベーションが必要だ」と思っているかもしれません。
成功を収めた選手に



モチベーションはどうやって保っているんですか?
なんて聞くシーンもありますよね。
ですが、実際私たちはこの「モチベーション」というものに頼ってはいけないんです。
何かをする意欲がないなら、その行動のきっかけとなるもの、勢いをつけるものが必要です。
ほとんどの人は、モチベーションから行動が生まれると思っています。
しかし、モチベーションと行動は必ずしも一直線に並んでいるわけではありません。
どちらかというと円になっているんです。
つまり、どちらから始めてもよく、行動をすることでモチベーションが生まれるということです。
では、



行動をするにはどうすればいいんだ?
と思いますよね。
あなたは、実はやる気がなくても行動を起こしています。
例えば、「朝起きたら歯を磨く」とか「寝る前にシャワーを浴びる」とか。
この日常的な行動と紐づけることが「もしも戦略」です。
例えば、あなたが「新しい資料を作らないといけない」としましょう。
その時は、「もしも歯を磨いたら、パソコンを開く」というプログラムを取り入れるんです。
そう決めると、歯を磨いた後はとりあえずパソコンを開いてみる気になります。
とりあえず行動に結びつける。
これが大事なんです。
パソコンを開く前に「複雑で面倒くさい資料を作成しなきゃ」とは思うのはやめましょう。
パソコンを開いたら、思いついたことをただ1分間書き留めてみる。
それだけでいいんです。
しかし、1度始めたことは1分経っても意外と続いているものですよね。
②ミニご褒美戦略


2つ目は「ミニご褒美戦略」です。
先ほど「日常的な行動に紐づける」という話をしましたが、意志の力は脳の前頭前野と呼ばれる部分が深く関わっています。
意志の力を使う時は前頭前野に負荷がかかり、疲れている時には意思の力が低下します。
ですが、「歯を磨く」のような習慣化されたことは、意思の力に頼ることはありませんよね。
それは、前頭前野ではなく、大脳基底核や小脳にコントロールが移っているからです。
少し複雑な話をしたが、行動を起こすことだけに囚われて、前頭前野に負荷をかけすぎると疲れてしまうということです。
ずっと練習し続けることが必ずしも成果につながらないように、本当に疲れてきた時は休む必要があります。
その時に、お気に入りのご褒美を自分に与えましょう。
その日1日はただリラックスして、楽しい時間を過ごしてもいいんです。
行動を起こすときは、脳の「報酬系」と呼ばれる仕組みが関係しています。
鼻先ににんじんをぶら下げた馬が必死に走るように、私たちもご褒美があれば動くことができます。
あなたも「ドラゴンボールを集めれば夢が叶う」と言われたら見つけにいきますよね?笑
これは極端ですが、報酬は大きすぎても小さすぎてもいけません。
頑張れば手が届きそうなものに対して、報酬系は反応するんです。
あなたのミニご褒美はなんでしょうか?
考えたら周りの人にシェアしてみてください。
③レベルアップ戦略


3つ目は「レベルアップ戦略」です。
あなたは何か行動すると決めて、1日の中に詰め込んだことはありますか?
私たちは急に熱くなり過ぎるとオーバーヒートして、長い期間自滅に陥ることがあります。
運動部の夏合宿で1週間期間があるのに、1日目に全てを詰め込む監督がいるでしょうか?
万が一いたら、今すぐやめるように伝えてください笑
私たちは徐々に変えていかないと怪我をしてしまいます。
これは身体的なことだけでなく、精神的にもです。
もし、「7日間で電池切れから抜け出すための計画」を立てたら、いきなり生産性を上げるよりはずっと現実的ですよね。
最初はほんの少しでいいんです。
何も変わらないよりは100倍、いや1000倍いいのですから。
筋トレで例えると、1日目は腹筋を1回だけやればいいんです。
テニスの世界で数々の偉業を達成し、社会運動家としても活動していたアーサー・アシュは、
大きなものは小さなものから始まる。
なにかを始めなければ何も生まれない。
by アーサー・アシュ
と述べています。
前日の自分と比較して、良い方向に少しでも変われていたら、レベルアップできていたら上出来です。
こうやって少しずつ行動を起こし、それに満足することだけを考えましょう。
そうすると次の日には、行動することはそれほど悪いことではないと思い始めます。
だんだん気分が良くなってきて、「もう少し行動してみよう」と思うようになるんです。
まとめ
今回の内容をまとめます。
私たちは生産的に活動していたのに、ある日を境に電池が切れたように動かなくなります。
その時は何もかもやりたくなくなって、どんどん負のサイクルに陥っていくんです。
今回は、そんな自分から抜け出す3つの戦略を紹介しました。
- もしも戦略
- ミニご褒美戦略
- レベルアップ戦略
これらを実践することで、あなたは徐々に生産的な自分を取り戻すことができるでしょう。
今の自分は、1秒後には過去の自分になります。
その過去の自分を悲観する必要はないんです。
今の生産的でない自分を傷つけてはいけません。
この記事を閉じた後は、一言自分自身に「ありがとう」と伝えてみてください。
あなたは必ず生産的になれるのだから。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事が少しでも役に立ったら、あなたの大切な方にもシェアしてみてください。








